【後編】キャンパス・リニューアルプロセスのランドスケープ設計事例 (神奈川工科大学 学生プラザ)
Q神奈川工科大学学生プラザ リニューアルのランドスケープについてお聞きします。こちらは改修ですね。
そうです。計画に携わる前のキャンパスでは、板状の校舎がみっしりあって、建物の間にちょっとした小さな外部空間だけがあるというような状態でした。学生が過ごす大きな広場はありませんでした。
校舎は老朽化していましたし、大学の要望は将来的な環境整備の意向があり、どういう形で将来的にキャンパスを整備していくのかという課題がありました。
キャンパス北側に図書館棟が既存でありました。それを正面に据えながら、ここを学生プラザという広場にできませんかと、その周りに建物を建てていくということを提案しました。(小池さま)
Q与えられた条件として、この学生プラザを作ることも入っていたのでしょうか?
学生プラザはどちらかというと、お客さんから要望が出たというよりは、こちらからの提案でした。そうした方が学生さんにも喜ばれるし、将来的な大学の宣伝にもなると考えました。キャンパスで一番重要なものは、外部での学生の居場所づくりなのだと考えています。(小池さま)
Qそれは受注が始まるくらいの時からですか?
この段階で学生プラザそのものの設計は受注できていませんでしたが、将来的なマスタープランの作成が大事だと考えていました。情報学部棟の設計時に、学生プラザの絵は描いていましたけれど、実施設計や本当の実施に向けた設計というのは、工事の前の2、3年前だったのです。初期の頃から受注はできるかどうかはわからないけれど、大学の為になるということで将来のマスタープランは描いていました。(小池さま)
Q先ほど学生の居場所がないと駄目だとおっしゃっていましたが、どういう発想からの提案になりましたか。もともと大学側にはそのような発想がなかったということでしょうか?
我々はキャンパスのランドスケープをこの他にいくつか設計していて、このプロジェクトの前に東京大学駒場キャンパスの駒場寮があった場所に、サークル活動をサポートする建物と学生食堂、そして既存の図書館が広大な中庭を囲んだ学生サービスのための空間づくりというPFIのプロジェクトを手掛けていました。PFI(Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)とは、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う新しい手法です。)この東大駒場のプロジェクトにコンペから参画し、計画を進めていく中で色々経験をしました。この経験があったので、外部の空間や学生の居場所というのがキャンパスにとってすごく大事だということを分かっていました。(小池さま)
Q分かったいうことは、それは利用率が高いということでしょうか?学生が喜んでそこにいるということでしょうか?
そういうことです。
先ほどの東大駒場のプロジェクトでは、外部空間の人気があり利用率が高すぎて、芝生の養生が必要なくらいです。メインキャンパスである本郷ではないので、そこまで学生がいないのですが、それでも8000人くらいはいます。そういった学生が昼休みや休み時間になると、学食に来たりして、すごい人数になります。外に出てごはんを食べた後に談笑するとか、サークルで集まるとか、やはりそういう空間は必要とされているのだなと思いました。キャンパスの設計を経験したなかで、キャンパス計画というのは、外部での学生の居場所づくりが大事だと分かりました。その経験も踏まえながら、神奈川工大さんへご提案しました。(小池さま)
Q御社は大学の外部空間づくりはかなり携わっていらっしゃるのですか?
多いですね。
キャンパスというのはランドスケープの腕の見せ所という空間ではあります。(小池さま)
Q私立の大学で計画すると、無駄な空間だと、何もない空間を作るならばもっと他に有効に使えるんじゃないかと。将来使うような形にした方がいいんじゃないかと。そういう意見があるのではないでしょうか?
直接はこちらに届くことはなかったですが、大学内での議論はあったでしょうね。ただ、そういった中でも、オープンスペースの不足が施設整備の課題になっていましたし、学生サービズを向上させたいという思いは大学さんにもあったのではないかと思います。そこは需要と供給が合致したのだと思います。
キャンパス整備のプロセスの順番は、2006年に情報学部棟が、かつてバスロータリーだったところに一番最初にできたところからスタートしました。次に、板状の古い校舎を一部取り壊しながら、KAIT工房ができました。その後すぐ、学生サービス棟という上が講義室、1階が学生サービスの場所ができました。その2年後に、学生プラザの整備。それがひと段落してから、C6号棟の増改築。それから2、3年置いて、講義棟が新しくできて、研究内容や学生の成果を展示するための施設として先進技術研究所ができました。電気自動車、ソーラーカー、ロボットなど大学の研究成果を展示するスペースです。その後、看護医療棟を作りました。更に最近、KAIT広場ができました。(小池さま)
Q学生プラザという大きな空間をお作りになりましたが、このテーマ、コンセプトを教えてください。学生の居場所を作るということでしょうか。
そうです。建物がメインというキャンパスももちろんあるとは思いますが、我々はランドスケープや外部空間が真ん中にあってその周りにピロティー空間や屋内外が一体となった建物を介しながら建物と外部が繋がっていくという方が、健全なキャンパスなのだろうという思いがありました。それと、大学はオープンで自由な空間であるべきと思っているのですが、一方で大学は知の象徴的な空間であるという思いもありましたので、既存の図書館を象徴的に正面に配置した外部空間構成としました。(小池さま)
Qヨーロッパの広場のようですね
学生プラザの周囲にはピロティ空間が設定されています。そういった半屋外空間があって、外部の空間があるという連続で成立しています。建築とランドスケープが一体となった空間ということが重要です。かつての板状の校舎というのは、建物と外部空間が切り離されて外部は外部、教室は教室、廊下は窓から光は取り入れるけれど、人の行き来はない。その断絶感を解消しなくてはならないと思いました。(小池さま)
Q芝生に舗装された道路で絵をつくっていますが、それは一つの中心性があった方がいいということでしょうか?それとも、そこを歩いてもらいたいということでしょうか?
どちらかというと形態的に中心性を作るというよりは、機能に応じて設計しています。
敷地の北東側に講義棟や研究室棟があり、南西側に殆どの学生が使う外部のバス停があります。バス停で学生が下りて、講義棟や研究棟に流れます。左下(南西)から右上(北東)に流れていく大きな人の流れがありましたので、それを流すための機能面から出てきています。それに対して、反対側の動き(北西と南東の行きき)もあると考えましたが、人の流れはそれほど大きな流れではないので道幅が細くなっています。
これは完成後に人流を検証した結果ですが、やはり左下(南西)から右上(北東)の流れが最も多いですね。設計通りになっています。左下から人が動いているので、それを捌くための広場の広さだったり、通路の幅を設定しています。(小池さま)
Q広場には、キッチンカーや出店が出たりしないのでしょうか?
大学さんの方では時々、中にキッチンカーを入れたりしています。車両が入れられるようにペイブ空間の広さや耐荷重が設定されています。学園祭の出店でテントが設置でき且つストリートとしても成立するようにも設計しています。図書館前の階段の広場はステージになっており、学園祭などの時には演奏の場となったり、日常ではベンチとしての利用ができたりと、イベント時の使い方と通常時の使い方を両方対応可能の設定をしています。そういうことを考慮しながらペイブの広さや荷重条件等を設定しています。(小池さま)
Q大きな大学という構内のレイアウト、それぞれの建物の特性みたいなことを考えながら学生プラザをつくっていますが、建築計画と外部空間との、ある意味外部共有空間ですが、その辺はどのように考えているのでしょうか?
ランドスケープだけで考える部分というのももちろんありますが、やはり建築とのコラボレーションが大事だと思います。建築の設計者と一緒に議論しながら進めています。(小池さま)
Qエクステリア関連で、そこにベンチなど色々ありますが、それらも含めて、メーカーさんのものを使ったり、フェンスを使ったり、大学はもともとフェンスが必要かどうかわかりませんが。その辺は何か使っていますか?
先ほどの図書館前のステージで話題に出ていたベンチなどは今回用に作ったオリジナルです。弊社で設計します。素材は人研ぎ、ホワイトコンクリートです。それは既製品を使ってもよかったのですが、モジュールが特殊なピッチのモジュールだったのでオリジナルのものとなりました。
正門の大型門扉はオリジナルでアルミ鋳物の化粧パネルです。神奈川工大さんのKをデザインのモチーフとして、アルミ鋳物でパネルを作っています。メーカーは入っていなくて、現場が金物屋さんに発注して中国で作っています。
ベンチも含めて自分のところで設計して特注でメーカーさんに作ってもらいます。PC屋さんにつくってもらいました。木でつくるようなベンチもオリジナルで作りました。
このプロジェクトに限らず、大きなプロジェクトだとオリジナルで最初からデザインすることは良くあります。その時はメーカーさんに相談して、耐荷重や風対策だとか技術的な知見をお持ちなので、ご相談して設計をお手伝いしていただくということもあります。そういう需要はあると思います。我々だけではできない部分もあるので。値段は、既製品よりはやはり高いことも多いですが、今回のように数量がでるとある程度は採算に合ってきます。(小池さま)
Qこれは、大学を考えるときに、ほとんど人の流れをみるといっていましたが、車の動線も考えますか?
私立大学は野球部などの部活があって遠征用のバスがキャンパス内に入れるようにしています。消防車が入ることもあるので、そういう設定の荷重なども我々の方で設定します。
校舎は全部壊しましたが、既存樹木については、平面図の緑色の丸印で示した校舎の間に残っていた桜や梅などそのまま残しました。赤い丸印のものは移植したものです。芝生広場の中にある小さな正方形の点々は昔の板状の校舎の柱の跡です。昔の記憶を歴史への敬意として残しているのです。柱の跡を残したり、樹木などはできる限り残しています。樹木の成長による大きさは時間を表しています。時間は購入することができません。(小池さま)
Q大学では外部空間の居場所が必要で、それぞれ大学の規模の大小もあるし、そこで占めている面積の大小もあるし。どのくらいの面積とか、形状とかとても難しいですね。
学生の人数にもよるし、単科大学なのか総合大学なのかにもよるし。実習系が多い大学なのか、座学中心の大学なのかということでもプログラムが全く変わってきます。(小池さま)
Q先ほどロボットを展示するとかありましたが。。。
このような空間ができて、その後、ここで少しソーラーカーを走らせましたというレポートが出ていたのを拝見しました。こういう場所を作ることによって研究活動が少し喚起されたり、変わってきているということはあると思います。(小池さま)
Qここを森にしなかった理由はなにかありますか?もっと木をたくさん植えてしまうようなことです。
全くそれは否定しないですし、デザインの可能性としてはあったと思います。だけど様々な議論の中で広場の空間の方が必要だということになりました。例えば、農業系のある大学などでは、森の空間としてデザインするということは可能性としてあると思います。それはたぶん、大学の特徴や規模、単科か総合か、文系か理系かなど、様々な要因で大きく変わってくると思います。(小池さま)
Qメーカー品は利用されていますか?
照明器具やインターブロッキングなどの舗装材はメーカー品を使うことがあります。あとは、手すりなども外部空間ではよく使います。手すりは外部階段で使用しています。照明は、LEDですけれど、この時は、学園祭の時のイベントスペースでLEDは色を変えられるので、演出するための色の変化ができるような照明ポールを入れようと提案して設置しました。省エネで入れたというよりは、この時はまだLEDはそこまで普及していなかったので、イベント用としてLEDを採用したということです。
外部照明もエクステリアの範囲なのでデザインすることがあります。最近は照明デザイナーと共同することもありますし、我々が照明計画をデザインすることもあります。
設備設計者とは綿密に打合せしたり、調整したりします。外部空間に設定されるすべてのものを1枚の図面にまとめた総合図にちゃんと落としてあげて、外構設備と植栽の取り合いなどの調整をします。これは非常に大切です。(小池さま)
Qフェンスについて、大学では大体フェンスを設置するものでしょうか?
特に私立大学はセキュリティを重要視される学校が多くなっていますので、設置することが多いと思います。
都心部でのオフィスビルでは敷地境界でしっかりセキュリティを取るというのは、最近少なくなりました。建物周囲には公開空地などを設置され、セキュリテイは建物で取ることが多くなりました。
大学キャンパスでは、私立は、安全面などを考えて、日中は、入場者チェックを行い、夜間キャンパスを閉じるところが多いです。それに比べて国立大学などは解放的なところが多くあります。(小池さま)
Q今、外構資材ということになるとほとんど自社で設計することが多いということでしたが。。
たまたま、この2つのプロジェクトはオリジナルが多いのですが、オリジナルだけを使うプロジェクトばかりではないですね。既成品を使うプロジェクトもかなりありますね。そちらのほうがむしろ多いと思います。(小池さま)
Q使い分けではどうでしょうか?
プロジェクトの規模や投資金額、事業者さんの意向等によります。故障や破損しても既製品だとすぐ交換できますので。それを望まれるお客様も多くいらっしゃいます。(小池さま)
Q外部のメーカーさんのものを使うというのは、どんなものが多いでしょうか?
フェンス、門扉、舗装材、照明など様々です。
フェンスや門扉は比較的、既製品を使うことが多いです。
いろいろなメーカーを使いますが、四国化成、朝日スチールなど。昔はYKK APもよく使いました。20年、30年前は外部系の製品で、デザイン性の高いものが出されていましたので。再生木デッキも作られていて、照明ポールや手すりなどもありました。ちょうどバブルあとくらいまでありました。値段は少し高かったですが、お金に余裕があるプロジェクトなどではデザイン性が良かったので我々も積極的に使っていました。車止め、ボラードなども確かアルミの鋳物などを使ったものがありました。他のメーカーに比べてデザインが洗練されていて、YKK APさんの中でも特別なプロジェクトだったのでしょうね。(小池さま)
Qそういう話は聞きますね。いいデザインがあったとのこと 。
墨田にショールームがあったと記憶しています。外人デザイナーがデザインしたベンチがあったりして、そのビルの足下に小規模の再生木デッキ半外部空間を作られていて、そこにショールーム的に照明ポールや外部ベンチを置いたりしていました。デザインセンスが高い製品でした。今でもある一定の需要があるのではと思います。
当時、あの製品がYKK APさんの他のメーカーに比べての差別化になっていたのではないかなという気がします。今はなくなってしまったので、横並びになってしまっていると思います。あの製品があることによって、YKK APさんの価値や他と比べてデザイン性がいいメーカーさんだという認識を今でも持っています。(小池さま)
Qフェンス、門扉について、既存のメーカーのものについて、物足りないと思うところはどこですか?
例えば、車の搬入車路などで大型門扉にならざるをえない場合、吊り構造にならざるを得ない場合が多いのですが、柱の部材を一回り大きくするだけで違うことができるとか、構造的な面と意匠的な面にもうちょっとバリエーションがあると良いですね。また、これは設計側の勝手な要望ですが、技術的な相談にのってもらい易くなるといいなと思います。これ以上はできませんと対応されるメーカーさんもいらっしゃるので。お願いする項目は限られており、いくつもあるわけではないので、対応していただけると助かります。(永石さま)
このYKK APさんのカタログにあるような、フェンスなども結構使います。
キャンパスやオフィスだけではなく、工場や研究所のランドスケープも仕事としてあるので、そうした守秘義務やセキュリティ重要になってくるプロジェクトでは、フェンスは多く使います。全部オリジナルでやると、すごく広大な研究所だったりするとコスト高になりできない場合がありので、そのような場合は既製品が重宝します。製品の信頼性や、工業製品の安全性や構造が画一化されているようなものを使うのは、安心感があります。集合住宅の外周などでも既製品を使うことがあります。
確かにオリジナルはデザイン的にはいいのですが、壊れたときのコストの問題、荷重だとか安全性に対する保障を考えると既製品の信頼性はオリジナルに比べて高いので、そういった意味でも既製品の信頼性はある一定の需要はあると思います。(小池さま)
Q YKK APはアルミをよく使いますが、アルミでインゴットみたいな形で面白い形の椅子をつくるとか、つくえを作るとか、そういうのは、アルミについても金属についても使い方によっては、感触が変わってくるのではないのでしょうか?
神奈川工大の正門の門扉などは、アルミ鋳物でゴツゴツのものを作りました。そういう需要もあると思います。
こういう加工ができるんだという事例の紹介などがあると、加工のやり方や、製品の使い方など、メーカーさんからご提案があると、良いのではないかなと思います。最近だと石材屋さんが世界中でいろんな石が採れていて、こういう新製品が出ましたよとか、webでプレゼンテーションをしていたりします。磨き具合でこういう風合いがでますとか。これはちょっと酸に弱いので屋外では使えませんとか。YKK APさんもそういうWEBの講座など、初心者向けや、経験向けに新製品をプレゼンテーションするような、WEB講座みたいなものをやられるのを一つの方法としてあるんじゃないかなという気がします(小池さま)
Qいわゆるメーカーさんの営業はカタログもってくるのでしょうか?
コロナ渦以前はいらしていました。コロナ渦になって行きづらくなってたり、私たちも呼びづらくなっていることがあって、たぶん、ここ2年くらいはあまり来られていないです。それもあって、WEBのプレゼンテーションというか、設計者向けの講座みたいなものとか、ウェビナーみたいなものをやられているメーカーさんが頻繁に出るようになりました。それを活用するのも一つの手かなと思います。(小池さま)
Qエクステリアのメーカーへ要望がありますか?いまは、高額でも良い商品をという方向になってきていますか?
どうかなあ。プロジェクトによって全然違いますね。
我々組織設計事務所というのは、デザイン優先、コスト重視の両方のプロジェクトが入ってくるので。それはどちらかというと我々もある種、使い分けているというか、今回はオリジナルで行けそうとか、今回はコスト勝負なんだということと両方ありますよ。(小池さま)
ランドスケープアーキテクト/小池 孝幸(こいけ たかゆき)
株式会社ランドスケープデザイン 常務取締役設計統括部長
略歴 :1991年東京農業大学大学院造園学専攻修士課程修了/1993~1999年鹿島建設建築設計本部ランドスケープデザイン部/1999年ランドスケープデザイン入社/RLA 主な作品:東京大学駒場コミュニケーションプラザ(造園学会賞奨励賞)、神奈川工科大学学生プラザ、八海山雪室、台湾立偕樂埔町/ 主な著作:「ランドスケープ批評宣言」共同編著(INAX出版)
永石 貴之(ながいし たかゆき)
株式会社ランドスケープデザイン シニアプロジェクトリーダー
略歴 :九州芸術工科大学大学院修士課程修了。(株)景観設計研究所を経て、2008年より現職。「Koboパーク宮城(楽天球場)」、「日比谷パークフロント」、「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」、「中野セントラルパークサウス」等、多数のランドスケープ計画に従事。 登録ランドスケープアーキテクト/RLA、樹木医、一級造園施工管理技士、一級土木施工管理技士などの資格を持つ。
現在の活動:都心の大型再開発や高級レジデンス、大学キャンパス、リゾートホテル等幅広いバリエーションのランドスケープデザインに取組んでいる。
著者プロフィール
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