問い合わせを得やすくするための3つのテクニック

前回、Googleが提供する無料でWEBマーケティングが学べるサイトの紹介と、WEB絡みで問い合わせを得やすくするための、ちょっとしたテクニックを取り上げました。

今回はオンラインではなく、オフライン(電話、チラシ、DMなど)で、問い合わせを得やすくするための3つのテクニックを取り上げます。

問い合わせを得やすくするための3つのテクニック

1.見込み客のタイミングに合わす

あなたがお客さんで、なんらかの商品やサービスに興味があり、問い合わせや資料請求したのに、タイミングがあわず、結局注文しなかったことってありませんか?

あなたがお客さんに送るDMやチラシ、電話の場合も同じです。

たまたま、その時のDMやチラシが大量の郵便物に埋もれていただけかもしれません。たまたま、あとで見ようと置いていたのに、そのままになっていたかもしれません。たまたま、その時はまだ必要性を感じていなかっただけかもしれません。たまたま、家族や友人のお祝いごとなどで、財布の中身がさみしくなっていて保留にし、そのまま忘れていただけかもしれません・・・

あなたが提案しているものがどれだけ素晴らしいものであったとしても、売り手の売りたいタイミングと、買い手が買いたいタイミングが一致しなければ、成約には結びつきません。

このタイミングをドンピシャでつかむのは無理に近いのですが、意外と効果的なのが、

同じDMを2度同じ見込み客に送ってみるということです。

「たまたま」を防ぐには効果的です。

 

2.行動を起こしてほしい人に、確実に届ける

あなたのDMにアクションしてくれる「決定権」を持つ人は誰でしょうか?

行動を起こさせなければいけない相手は「決定権」を持つ人です。

 

例えば、「社長さん、いらっしゃいますか?」と、飛び込み営業や電話などを受けることがあると思いますが、まさにこのパターンなのです。

営業側にしたら、決定権を持たない従業員よりも、決定権を持つ経営者や責任者に直接アプローチをしたいのです。

 

住関係ですと、財布の紐は旦那さんが握っていても、決定権は奥さんにあるケースもあります。夫婦のチカラ関係が影響してきますね。

二世帯住宅だと、そのお父さんやお母さんのケースもあります。

 

決定権を持つ人に確実に届けるためには、まずは、イベントや相談会などでの、コミュニケーションを含めたリサーチが大切です。

そして、決定権を持つ人がわかった後でかんたんにできる方法としては、宛先を決定権者の名前にするという方法があります。

 

3.80%の売上を占める20%の顧客タイプを知る

パレートの法則(80:20の法則)をご存知でしょうか?

 

『売上の80%は全顧客の20%が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、20%の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である。』というものです。

 

上記2つにも関連することですが、全体の80%の売上を占める20%の顧客タイプがわかると、集客もシンプルになりやすくなります。

 

なぜなら、

その20%の人たちは、理想の顧客である可能性が高く、ターゲットにすべき存在

でもあります。

そのターゲットを狙った広告や、そのターゲットに合わせた商品やサービスなど、やることもシンプルになるため、結果にも繋がりやすくなります。

 

好きなデザインの傾向など、これまでの売上から顧客タイプをリサーチしてみましょう。意外と、乗っている車の種類が共通していると、同じような顧客タイプだったりします。

著者プロフィール

井内 智哉
井内 智哉株式会社デザインアトラクト
2013年6月より、住宅業界専門のマーケティングコーチとして独立。現在は、工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを行う。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。

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