【後編】 『教育を受けた設計者には、住宅だけではなく、非住宅施設も任せることが大事』

Q1.エクステリアデザインの位置付けについて
先ほどお話もいただきましたね。建築と外と分けるのではなく、一体にして考えると。

お客さんがそこに住むわけです。住む人にとって、外も内も同じです。家に似合った外部住空間構成が必要です。建売で家を建てると、ポールのような門柱があり、コンクリートの簡単な飛石を置いてアプローチになったりしています。また、コンクリートだけが打設された駐車空間床舗装、コニファーが数本植えられた囲障ではいできあがりと。10年経っても同じなのです。自分たちが生活していて、これでいいのでしょうか。アンケートをとってみると、いいとは思わないけれど、どうしていいのか分からないという回答が多く聞かれます。こんなものなのかなあと思っているのです。そこに誰かがこうした方がいいという提案を投げかければ、変わるかもしれません。最初の段階で、外部住空間の設計を全てしてあげて、こうしたらこの家は非常に健康な安全な生活を営めますと提案しておきます。いま、100円しかないのならば100円分の工事をやればいい。これは1万円かかるけれど、100円を10年やれば1000円までできるじゃないのという世界をつくればいいじゃないと思います。家は水道がなくて下水が通らなかったら住めないけど、外部の住空間は何もなくても住めるから、住みながらボーナスのときにやるとか、10年かけてちょこちょこやればいいと言っています。ただ、それを提案する人がいないのです。設計力を持っている人がいない、それは教育になってくるのです。私がセミナーをやると、エクステリアは難しいのですねと言われることがある。難しくはないです。日本庭園のような心象的な庭を作る方が難しいです。ブロックの基礎は法律で決められているから、こうすればいいというのであれば難しくないでしょうと。どこにやるのと言われたときに、ここにやると構造的に、法規的に、収まりがまずいよねと。3つを解決したあとは、意匠的なものを検討します。

教育を受けた設計者には、住宅だけではなく、非住宅施設も任せることが大事

(左上写真)建物の雰囲気に合わせたきちんとした外構。(右上写真)建物の現代的な雰囲気に合わせ、RC壁に模様をつけた門廻り。(下写真)和風の建物に合わせた外構。

 

Q2.エクステリア商品の選択のポイントで、各メーカーがユーザーを向いていなければダメだというのは良く分かりました。商品自身を取り上げてみると、どういうところで差別化して商品をつくっていくべきでしょうか。

メーカーと商品のことをずいぶん話してきましたが、性能については各社でほぼ同じです。扉の開きを10万回やるとか、耐久性とか、アルミの肉厚とか、そういうものについては、みなさん、工業会さんはほぼ同じレベルだと思いますし、人間が使うものですが車や飛行機のような精度や強度が要りませんし、命に係わるものを作りだすものではないので、現在のレベルで十分だと思います。

デザインの問題については。これは意匠の話だと思いますが、高級品と中級品と一番安い品がありますが、これらはカタログでみても意匠は同じなのです。何が違うかというとアルミの厚みだという。アルミの厚みが分かっても、どうやってこれで判断するのかと聞いたら、丈夫ですと。壊れるのかと聞くと壊れないという。だったらなぜこれだけ出す価値があるのか意味が分からない。だから真ん中をはずせと。高級と安いのがあればいい。お金があれば高級、なければ安いのを買うから、このレベルでいいのではないかと。耐久性も意匠も問題ないでお金を払う意味があるのか。そんな商品作って意味があるのかと。

お客さんの意見を聞いているようには聞いていませんので、お客さんの意見を聞いて商品提案をしないかぎり、クレームの意味がないのです。クレームが金の卵なんていうのは、お客さんがいっているクレームを聞いて商品開発するといいのができるのです。だからクレームが大事。クレームがきたら業者の人はどうするか、メーカーにいうのです。メーカーが飛んでくる。それはばかな話じゃないか。取付が悪いんじゃないかと。そんなのは沢山あります。商品が悪いのか仕事が悪いのかといったら、仕事が悪いのです。商品なんていうのは国のJISとか通ってきているから、取付が悪いのです。ブロックもそうです。なんで塀が倒れるのか。ブロックが悪いのではない。ブロックを積んだから。ブロックはJISも通って検査もしている。圧縮強度もちゃんとある。これを壊したのは積んだひと。

 

Q3.その施工技術の判断はどうするのでしょうか?この業者は技術が高いとか低いとか。

それは、仕事を見ればすぐ分かります。根入れがどのくらい入っているかとか、コンクリートをどう打っているかとか、積んだのが曲がっていないかとか見たらすぐ分かります。検査というのはもちろん知識がいると思います。雑な仕事しているなどというのはすぐ分かります。

デッキなんかでも、屋根があるのに中に床板に隙間がついているのです。本来は水を貯めないために数ミリの隙間がついているのですが、外部に施工されたものならいいけれど、屋根があるのになぜ隙間があるのか。意味がないなと。こういう施工ですと言っている。

メーカーも悪い。というのはお客さんの意見を聞いていないからです。いまは風が上がってこないようになっているようです。

 

Q4.例えば門扉のデザイン、どういうふうに決められるのでしょうか。

私たちはまちづくりに15年ぐらい携わりました。15年くらい戸建てのお客さん(企業)と話し合ってものをつくってきましたが、そのあとまちづくり、団地、ニュータウン計画の実施設計まで全部やりました。門柱も特注でつくり、扉もその地域の鳥や木を鏡板に入れました。枠は同じで、鏡板だけを変えられるようにつくりました。団地でたくさんやりました。鏡板をパンチングで打ち抜いたり色を変えたりしました。私が提案したのは、日本のいい文化に掛け軸を季節ごとに変える風習がある。だから4枚用意しましょうと言いました。春夏秋冬で変えたらどうでしょうかと提案してみました。倹飩で落とし込めばいいのだから、アルミの板でやると気分も変わります。アルミは一生ものですなんて言ってるんです。一生ものにしたら駄目だって、車だって5、6年で変えるのだから、扉も変えようって。だから売れなくなっちゃうんだよと。アルミも今はこれでいいですけれどね、意匠、デザインが流行遅れになると良くないですから、10年経ったら一つ目新しいもの替えませんかみたいな。お客さんの頭にインプットさせたらどうかと。なぜかといったら、建物の場合は、インプットされているのです。外壁は何年ぐらいで直さないといけないとか、屋根はどうだ、樋はどうだ、設備はどうだとか。最初から言われているのです。だからそのころになってそろそろ直しましょうというと、ああ言われていたなと思い出す。でもエクステリアは誰も何も言わない。建物はきれいになったのに、塀は真っ黒のままとか。扉が古いままとか。扉がへこんでいるのがそのままとか。営業が居ないからと言われるとそうだけれど、やはり最初にお客さんに、鍵も良いのができたから変えませんかとか、サッシの色と合わせてこちらがいいですよとか、そういうのがないとだめなんじゃないかなと思います。そういうことをやる方がいないのです。

変な話、昔は扉にその家の門がついていました。そこに慶弔の時に昔は旗を出しました。ああいう年中行事ではないですが、季節の変わり目だとか、その時だけ喪に服す何かが入っていたり、喜びを表す何かが入っていたり、いいんじゃないのかなって思うんだけれどなあ。そんなに高くないですよ。板だけだから。物置にしまっておいてだせばいいのだから。提案したんですけれどね。それはね九州の団地でやりました。色を変えてグラデーションにしました。扉も、縦縦横横ではなくって、個性のようなもの、まちとか自分の好みとか。それは鏡板だけ変えていく方法です。もとは同じでもそこに取り付けるもの、パーツみたいなもので、変えていくっていうのもできると思っています。だから本体はそのままにしておいて、その取り付けるパーツで模様をつけていく。

教育を受けた設計者には、住宅だけではなく、非住宅施設も任せることが大事

【寺院の景観計画】(左写真)本堂の参道と入り口。(右写真)本堂の裏にある主庭 滝と流れの自然風な庭園。

 

Q5.外構商品の門扉や駐車空間屋根などについて、施工のしやすさはアピールになるのでしょうか?

施工業者にはメリットがあるかもしれませんが、ターゲットがどこにあるかといったらエンドユーザーならばエンドユーザーに気に入ってもらえないといけないわけで、業者の人が取付やすいから気に入ったというのではなくて、取付にくいけれど私はこれが大好きという商品でいいんだと思います。お客さんが使うわけですから。それを取付がちゃんとできるぐらいの施工者は技術を持たなくてはならないと思うのです。でもお客さんが喜んでくれるなら、努力してこれをきれいにつけようという方向へいくのがいい。

 

Q6.価格について、カタログの値段に対して実際は50%引きなどで売るということについて、どうしたらよいと思いますか。

これは私たちよりも若い方がどう思うでしょうか。カタログに100円と載っていて、実際は50円というカタログは意味があるのでしょうか。50円でいいじゃないですか。そこで割安感で物を売るというのは、いかにも営業的じゃないですよね。だいたい安いものを売ろうという考え方もおかしいです。これはこの価値があるからこの値段で、この価値を買う人はこれ買ってくださいっていうので、この価値を感じない人はこっちを買ってくださいと。お金がない人はこっちにしてくださいとか、はっきりしていてもいいのではないかと思います。カタログの価格とは一体なんなのか。それをする意味がこの時代にあるのか。

 

Q7.施工店さんとここに書いてありますが、施工店さんというのはどこでしょう。メーカーからものを買う人達のことでしょうか。
消費者がネットで購入するというお話もありますが、このような消費者は増えているのでしょうか。

まだ、調べてみていませんが、私はそうなるだろうと思っているだけで、どの程度いるのかというのは分かりません。

だけど、商品はお客さんが決める、施工者が決めるのではなくて、あなたが決めなさいよというくらいのことを誰かが言わないと、決められちゃいますよね。任せるわ、みたいになってしまいます。ある時打合せにいったら、メーカーの厚いカタログがたくさん置いてあって、お客さんに聞いたらメーカーから送られてきたと。家を建てたら、そういうのが送られてくるんじゃないのでしょうか。それを全部捨てなさいと言いました。何がしたいのか。これを見てもお客さんはわかりません。私たちがみても面倒くさくて見てられません。それから、ネットでのカタログも見にくくて、とてもじゃないけれどやっていられない。薄くていい、種類と値段だけの2、3枚でいい。厚いままなのは、施工店が厚くしないと買わないからだとかいう。

  

Q8.設計事務所とかエクステリアの設計者などにアプローチをかけていくというのは、有効だということでしょうか。

私は、それはそれで有効だと思います。建築の方たちはどちらがいいとかエクステリアにしても知識もありますし、考えもありますから、そういう人達に向かって、全く資格のない人よりもエクステリアの資格がある人が提案していくのが有効だと思います。しかし、実際は、あの資格を取った、その勉強した人が販工店さんと話したって全然合わないのです。もういいよ、面倒くさい、いくらにするんだよってこれだけの話になっちゃう。そういう聞く耳を持てないというよりも、聞いてよくわからないから、いいよって今いくらで出してくれるのかみたいな話だけになる。あと聞きたいのは、こっちの方が収めやすいよ、時間がかからないよ、こっちにするかと。そこにお客の意向は全く介在しないところでやり取りしているのは、明らかにおかしいと思います。

そういう意味では、YKKAPでは関連する人に全部資格を取らせて、そういう提案をするというのは、いいことだと思って協力させてい頂いています。ぜひ皆にとってもらいたいです。

設計士は資格を持っていて、業者の人は資格を持っていない。そういう人に偉そうに言われても。だから資格を取った方がお客さんに対して提案してくださいと言っているのです。こっちよりこっちの商品の方がなぜいいのか。ところが今のメーカー営業は、お客さんと接点がないのです。お客さんのところに提案が届くしくみができればいい。日本の中で仕切っている組織が厳然とあって、切り崩せないというのであれば世界に出ろといっています。世界にでれば地域の人たちの生活をみてそこでものをつくればいい。そこのアイデアを出せる人間を日本から1人でも出せばいいのです。

 

Q9.住宅を考えると、外構設計、意匠的な計画の違いはあると思いますが、非住宅では工場だとか商業施設などを考えたときに、住宅設計との違いは?

建物用途が違えば外構設計は違うと思います。今の話をしていたのは住宅のことなんです。家族が住まう。共同住宅はいろんな人が住まうのです。工場は従業員たちがそこで仕事をする。目的の違うのです。私も工場緑化などやります。それは、ここは休憩施設で、お昼休みにここの芝生でみんなでバレーするとか、ここを厚生施設的なものにしたいとかねあります。それは計画として。流通センターなんかもそうですが、車が入りやすいようにしておいて、それだけだとだめなので、廻りの住人との問題があるので、まわりにバッファーゾーンの緑をつくろうとか。非住宅は目的がはっきりしているので、その目的にあったものをつくればいいと思います。

マンションなどもずいぶん計画しました。集合住宅の場合は、空地に緑地がありますね、緑地面積という空地面積がつくられていないといけないのですが、そこをできるだけ緑の中に集合住宅が建つように考えようと思って計画しています。それと風の通りだとか、日の通りだとか。それと居室にあまり枝が伸びていくとか、影をつくっていくとか、生育だとか。朝晩に集合住宅の廻りを歩ける、敷地の中で散歩道があるとか考えながらつくりましたね。

 

Q10.風通しは意識しましたか?

風の通りとか日の当たりとか、やはり過去のニュータウンの団地が沢山つくって失敗しているのが、木が大きくなりすぎて、こういうふうにして日陰になっちゃってるんで、しょうがないかなって住民が勝手に切っちゃったとかいうことが起こるのです。あるニュータウンで相談を受けましたが、ずいぶん行きました。これ切りましょう、あれ切りましょうと木にしるしを付けていったんですが、そんなに切られたら私は緑が欲しくてここに来たんですと言われたりして、でも切っても多分皆さんは緑が減ったとは気がつかないと思いますと間引いていくのをやったことがあります。理事会でなかなかもめました。いろんな人がいるからもめるのですが。住宅の場合はひとりしかいませんが。そういうところなんかは難しいですね。

お金の問題もあって。それから、年を取ってくるのですね。自分たちで管理ができないから、どうするのかと。企画書に、脚立に乗るのはやめる、身の丈にできる管理だけにする、それ以外はプロに任せるなど書きました。

教育を受けた設計者には、住宅だけではなく、非住宅施設も任せることが大事

マンションの屋上庭園、広場と休憩施設

 

Q11.カタログは、今は設計事務所などもネットで見ますよね。

エクステリアに対するお客さんの関心はまだ低いんだろうなと思っています。どんなものがあるかも知らないし、どれがいいのかも分からない。だからそれを教えてあげないといけない。メーカーも目がまだエンドユーザーに向いていないのです。他の業界はお客さんにカタログを出しているけれど、お客様用のカタログがない。お客さんところに知識が入らないわけです。入れば、お客さんはきっと自分の好きなものをネットでも買うと思います。

 

Q12.非住宅系の外構ニーズはありますか?

お客さんによっては、何が大事かということが分かれば、何が欲しいのか、私の好きなものがなんなのかがはっきりすればいい。今は安ければいいという時代ではない。気に入ったら値段が高くても買います。

一般的には、門、囲障、駐車・駐輪空間とか、アプローチ、それらが外構工事じゃないでしょうか。たぶん非住宅系のところでも、私はこういう資材は十分使えると思います。公共施設でも使われていますし、バス停や公園での商品もつくっていると思います。東屋でも。つくれるとおもいます。これはこれで、商店とか美術館はやったことはないですが、保育園とか病院、マンション、工場、配送センターをやりました。でもこれらは要求がはっきりしていました。フェンスでも強度がどうとか。高さ、風圧力なども含めて。これはそのとおりやればいいので、あまり難しいことを考えなくてもよい。

やっぱり公共で手すりなどいろんなものは、公共と住空間で商材を分けていました。あれはあれで目的がはっきりしていますからね。バスを止めるところとか。ここは落下防止とか。商品はつくりやすいと思います。それはそれでつくればいい。アルミの商品としてはいろんなつくり方がありますから。

今の学校教育だとエクステリアに入ってこれるのは造園科しかないですよね。建築の方がいいんじゃないかなと思っています。建築の方が外に目を向けてくれれば優秀な方がいるのではないかなと。有名な設計者の方は外廻り、周辺環境のことを考えて設計しています。

 

Q13.先生にお聞きしたいのは、エクステリアの方は沢山いらっしゃる。ただし、非住宅は市場の5%、10%足らずじゃないかと思います。ほとんど95%は住宅のエクステリアを設計している方が多いと思います。でも、住宅エクステリアだけではなくて、地域の商店街、店舗、病院、集合住宅、幼稚園などもあります。自ら持っているエクステリアの知識を設計で役立たせたらどうかと呼びかけたいと思っています。住宅設計をメインでやっているエクステリアの方に対して、もっと商店街とか病院とかやったらどうかと呼びかけたいのですが、何かアドバイスがあればお願いします。

乱暴な言い方をすれば、その仕事を出してあげればいいのです。何もない時にこれを考えて、やってみてといってもだめなので。みんな最初は初めてなので、とにかくこれをやらせるとか、それによって設計者はいろんな勉強をしたり、わからない所は勉強し、理解し把握すると思います。だから、あるかどうかわからないものを考えるのは難しいのです。現場にはめてしまって、これをやらせる。その仕事をとっておいて、若い人たちに投げるというのがいい。できる人は苦労してでもやります。1回やれば、次は何をやらなくてはならないかと勉強しますので。そういう人は出来ます。若い人でも言われた事しかやらない人は駄目ですね。やらせないからできないということもありますが。

新入社員で入ってきた子に、入社後すぐに公団の物件、200棟くらいの規模の物件の図面を描かせました。打合せをして、契約をして、施工で現場が出来上がるまで帰ってこなくていいからと。できますよ。1年間で3現場くらい。1回やらせると新人でもできます。何かあれば責任は取ろうとは思っていますが、やれますよ。だから、私は任せるのが大事だと思っています。

教育を受けた設計者には、住宅だけではなく、非住宅施設も任せることが大事

【老人ホームの庭園】(左写真)ホームの窓から見渡せる庭園の入り口・車椅子でも回遊できる。(右写真)庭の全体を見る・庭を車椅子や歩行して楽しむ・休憩するベンチもある

インタビュー

吉田 克己 (一般社団法人)日本エクステリア学会 代表理事

略歴

  • 1943年 千葉県に生まれる
  • 1965年 東京農業大学農学部造園学科卒業
  • 1965年 殖産住宅相互株式会社入社
  • 1995年 吉田造園設計工房設立
  • 1998年 E&Gアカデミー東京校講師

資格

  • 一級エクステリアプランナー
  • 一級造園施工管理技士
  • 一級土木施工管理技士

著者プロフィール

事務局
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