2023年11月24日 / 最終更新日時 : 2023年11月24日 事務局 ビルガーデンエクステリア 【後編】木と木の間や、建築と建築の間など、“あいだの空間”が美しく見えるように工夫することによって、人の営みが美しく見える風景をデザインしています。【設計・指定管理の事例】草津川跡地公園 Q. 「草津川跡地公園」も、周辺住民とともにつくってきた事例と聞きます。ご説明いただけますか? 滋賀県の草津川は、川床が周辺の民家の屋根よりも高い位置にあった、全国的に有名な天井川でした。決壊や越流を起こしたことから近代 […]
2023年10月30日 / 最終更新日時 : 2023年10月25日 事務局 ビルガーデンエクステリア 【前編】あえて“デザイン・オリエンテッド”でデザインしない。“かたち”と“しくみ”と“うごき”を同時に考えるデザインの視点【設計事例】「赤羽台団地」の建替事業「ヌーヴェル赤羽台」 Q. ランドスケープデザインで大切にされていることは、何でしょうか? E-DESIGNは、あえて“デザイン・オリエンテッド”でデザインしない、ということを是としています。私自身、リバーサイドや公園、広場、道路といったパブ […]
2023年9月25日 / 最終更新日時 : 2023年9月25日 事務局 ビルガーデンエクステリア 【後編】「景観を設計すること」をテーマに、物事の連続性やシークエンスを見出してコンセプトとし設計することが必要。特に、「ナラティブ(物語性)」“ロマンをデザインする” という哲学を大切にすることで、ランドスケープには建築以上の喜びがあると感じています。【設計事例】創価大学 八王子キャンパス 中央教育棟 / 麗澤大学校舎「あすなろ」/ 大阪学院大学キャンパス Q. ランドスケープデザインの役割について、どのように考えておられますか。 (都田 徹) 日本ではとかく「土地はお金を生む」と捉えられることが多く、直接的に利益を生まないパブリックな広場にはコストをかけない傾向にあります […]
2023年8月22日 / 最終更新日時 : 2023年8月22日 事務局 ビルガーデンエクステリア 【前編】事業オーナーから“ニューヨークで一番の広場設計チームを入れてほしい”との要望に応えて、ザイオン氏とのコラボプロジェクトを実現。 「この“空地”は“偉大な素晴らしいパブリックパーク”だ」というコンセプトを導き、公開空地を設計しました。【JR田町駅のオフィス、住宅、商業の複合施設「Granpark 広場」の事例】 Q. 景観設計・東京での初期の重要なお仕事「Granpark 広場」について、背景やテーマ、特徴を教えてください。 (都田 徹) 「Granpark 広場」はJR田町駅の東口開発にもとづく、オフィス、住宅、商業の複合施設 […]
2023年7月24日 / 最終更新日時 : 2023年7月24日 事務局 ビルガーデンエクステリア 【後編】帝冠様式の「京都市京セラ美術館」。そのファザードは変えずに、新しいエントランスを地下につくり、東西に貫通する動線を骨格として日本庭園を含む岡崎エリア全体の回遊性を創出した。 Q.「京都市京セラ美術館」について教えてください。 「京都市京セラ美術館」の前身である京都美術館は1933年に昭和天皇の即位を記念してできた大礼記念美術館です。 当時、この美術館への来場者は着物や背広を着た、比較的上流の […]
2023年6月22日 / 最終更新日時 : 2023年6月26日 事務局 ビルガーデンエクステリア 【前編】美術館の新しい定義が更新された世界的潮流の中で、先駆的な美術館である「八戸市美術館」。機能や要素が複合化した、誰もが集まれる場所を目指した。 Q.八戸市美術館のコンセプトは「出会いと学びのアートファーム」。初めに、どのようなお考えでつくられたのか、お教えください。 八戸市美術館は2020年に竣工し、 「出会いと学びのアートファーム」は、八戸市が要求していた美術 […]
2023年4月19日 / 最終更新日時 : 2023年4月19日 事務局 ビルガーデンエクステリア 【後編】いざ、避難する時の防災機能を備えた避難場所でもある図書館。 防災意識や避難の目的地となる風景を育てる目的で、 地域に愛され、学びと遊びのある交流施設の魅力をデザイン。 【和歌山県 街を見守る丘「海南nobinos(ノビノス)」の事例】 Q 街を見守る丘「海南nobinos」のコンセプトを教えてください。 「海南nobinos」のプロジェクトは、僕らは、建築の配置や形状が決まった後に参画しましました。 和歌山県の海南市は南海トラフの地震が起きたときに7~ […]
2023年3月22日 / 最終更新日時 : 2023年3月21日 事務局 ビルガーデンエクステリア 【前編】「SATOYAMA」「URBAN」「BAY」という3つのエリアを通路空間で繋ぐ外構ゾーニングにより、計画都市のアイデンティティである多様性をデザインした。 【多様な川崎を見つける場所「カワサキデルタ」の事例】 Q 熊谷さまは、いつごろ事務所をスタートしたのでしょうか。 事務所の設立は2009年で、今年で14年ぐらいになります。元々僕はランドスケープを学んでいたわけではなく、以前は現代美術作家 崔在銀(チェ・ジェウン)のアシスタ […]
2023年2月21日 / 最終更新日時 : 2023年2月21日 事務局 ビルガーデンエクステリア 【後編】私は「作品」はつくらない。 その時点でのベストな考案で応え、次世代の資産になることが、 都市デザインにおけるデザイナーの役割と考える。 【和と洋の両方にフォーカスを当てた、東京駅前広場及び行幸通りのプロジェクト事例】 Q.東京駅前広場の行幸通りのプロジェクトについて教えてください。 整備前は、東京駅前広場の真ん中にロータリー(交通広場)がありました。駅前広場の中央から皇居に延びるのが行幸通りで、その両側車道の間には中央帯があって地下に […]
2023年1月23日 / 最終更新日時 : 2023年1月19日 事務局 ビルガーデンエクステリア 【前編】中心市街地区全体を「えき≈まち空間」と位置付けた都市整備計画で、沿道の高架下商店街の刷新に合わせて街路空間を一新。 【海外研究に裏打ちされた神戸三宮サンキタ通り、サンキタ広場の都市デザイン事例】 Q.小野寺康都市設計事務所さまの設立はいつでしょうか。 事務所の設立は1993年です。一人で立ち上げましたが、仕事はチームを組む場合が多く、固定で連携しているメンバーが数人います。建設コンサルタント数社をはじめ、インダス […]